HOMEMADE CAKE
ホームパーティーのおもてなしにいかが。
焼き菓子は、作り立てよりも2、3日後は更に美味しくなり日持ちします!
持ち運びに気を遣わない焼き菓子は、可愛くラッピングして贈り物としても最適です。
ずっしりと食べ応えのあるケーキは甘すぎず男性にも好評です。
アレンジ自由!材料のバナナをカボチャにすれば
「パンプキンケーキ=クグロフ」
ハロウィンシーズンにオススメ!
スパイシーなバナナ「クグロフ」
(バナナケーキ)
クグロフ型って?
斜めにうねりの溝模様
焼いた時に真ん中が空洞になるように突起があり
王冠のような形をしています。
その型で焼いたお菓子が「クグロフ」です。
クグロフ型を使いこなそう!
材料
・バナナピューレ 1カップ
(中バナナ2本と半分程をフォークでつぶす)
・小麦粉(薄力粉) 240g〜250g
・砂糖(上白糖又は三温糖)240g
・常温の卵黄(Lサイズ) 4個分
・常温の卵白(Lサイズ) 4個分
・無塩バター 180g
(ケーキ用マーガリンでもOK)
・塩 小さじ1/2
・カルダモンパウダー 小さじ1/2
・ナツメグパウダー 小さじ1/2
・ジンジャーパウダー 小さじ1/2
・シナモンパウダー 小さじ1と1/2
・ベーキングパウダー 小さじ1と1/2
・バニラエッセンス 少々
(無い場合は入れなくても大丈夫)
・粉糖 少々
(焼き上がり後の飾り用)
参考
《計量スプーンがない場合は、ティースプーンで代用してください。小さじ1=5cc》
*ベーキングパウダー:膨らみを助けたりするための添加物。炭酸ガスを発生する重曹が含まれた膨張剤
アレンジ
*バナナをパンプキン(カボチャ)に変えても良し。ハロウィンシーズンにオススメ!
*砂糖:”きび砂糖”に変えても美味しい。
用意するもの
・クグロフ型(大)
・大きいボール3つ、小さいボール1つ
・泡立て器
・ハンドミキサー(電動泡立て器)
・ゴムベラ
・粉ふるい器
下準備
*作り始める前に道具を用意、材料は分量を測っておく。
*バターは室温に戻しておく。混ぜやすくするため。(室温のバターの見極めは、指で軽く押したときに指の跡が残る程度)
*常温または室温に戻した全卵を用意する。
*クグロフ型にサラダ油又はバターを塗り小麦粉(強力粉)をまぶしておく。《型から抜きやすくするため。》
作り方
1)小麦粉(薄力粉)、ベーキングパウダー、塩、シナモンパウダー、ジンジャーパウダー、ナツメグパウダー、カルダモンパウダーを一緒にふるいにかけながら大きいボールに入れる。
2)卵用に小さいボールと大きいボールを用意し、卵白と卵黄に分ける。卵黄は小さいボールへ、卵白は大きいボールへ入れる。
3)別の大きいボールにバターを入れ、クリーム状になるまで混ぜる。さらに砂糖を小分けに加えて、なめらかになるまでしっかりと混ぜる。
4)卵黄にバニラエッセンスを加え泡立てる。軽くボリュームがでて泡がふんわりとしたら3)へ3回に分けて加え混ぜる。
5)4)へバナナピューレを加え、なめらかになるまで混ぜる。
6)5)を1)の大きなボールに加え入れ、さっくりと切るように完全に全部を混ぜ合わせる。
*オーブンを予熱 ( 180度 )しておきましょう。
7)大きいボールに入れておいた卵白を角が立つまで泡立てる。
《常温または室温に戻した卵白を泡立てるのがポイント》
⚠︎ハンドミキサーを使用する際の注意点
・ボールにあてないこと。
・斜めにしないこと。立てる。ハンドミキサーを上から持つのではなく、側面を持つと立てやすい。(手立てする際は、斜めにしてOK)
・深いボールを使用すること。(卓上ミキサーも深いボールを使用。手立ての場合は浅いボールを使用すること。)
8)7)を全部混ぜ合わせた6)へ入れ、ヘラで優しく底からすくうように混ぜ合わせる。
9)クグロフ型に、たねを流し入れ表面を平らにする。
10)180度に予熱したオーブン下段へ9)を入れ、45〜50分焼く。竹串を刺して、たねが付かなければOK
《オーブンの機種によって焼き時間は異なります。途中でチェックし時間調整をしてください。》
11)焼き上がったら、オーブンから取り出し10分冷ます。型から抜き、ケーキクーラーに置き、さらに冷ます。
12)完全に冷めたら粉糖をふりかける。
《粉糖は溶けてしまう場合があるので、おもてなしする寸前にかけると良いでしょう。》
焼き上がりのイメージは写真を参考にしてください。
バナナじゃなくてもOK!【使い切れない野菜を無駄にしない】
このレシピは、クグロフ型を使ったスパイシーなバナナクグロフと名付けたパウンドケーキに近い焼き菓子です。
これを作ったきっかけは、英会話の先生からクグロフ型で作る『スパイシーパンプキンケーキ』の英語レシピを渡され、読解してお菓子を作るという課題を与えられたのです。
当時、市販のパンプキンピューレは無く、硬いカボチャの皮をむき茹でてしてピューレにするのは面倒でした。
家にあったバナナで代用したところ美味しく出来て、手間を省けて作れることから、パンプキンがバナナになったというわけです。
このレシピは、カボチャでも美味しくできるということです。ハロウィンシーズンには是非カボチャで作ってみてください!
パンプキンピューレを入手できたり、冷蔵庫の野菜室に使い切れずに放置しているカボチャがあるならピューレ状にして是非パンプキンバージョンも作ってみてくださいね。
ニンジンだって良い!スパイシーキャロットクグロフこれも絶対に美味しいはず。
野菜はお料理に使うだけではなくお菓子の材料にもなります。
冷蔵庫を覗いて余っているカボチャやニンジンがあったら、オシャレなお菓子に変身させましょう。
お菓子作りが初めての方や失敗したくない方は、「お菓子作りの基本【製菓理論】・材料の性質と役割」を読んでからはじめましょう。
詳細は、別途ブログページからご覧になれます。本記事は、ブログからレシピ部分を抜粋し見やすくしました。
下記のリンクをクリックしてください。
上手に作れるけど製菓理論って何?と思った方もサラッと読んでください。
理論を知ってから作るのと知らずに作るのでは、お菓子の仕上がりに違いが出ると思います。
クグロフ型のケーキは、お誕生日会、ハロウィン、クリスマスなど様々なシーンで食卓を華やかに演出します。