ハノイ発着バスツアー体験【日帰りOK】ベトナム観光名所
マダムの前世はベトナム人「シンチャオ便り」
ハノイから行けるベトナムの世界遺産
「ハノイ市内観光だけではものたりない。時間があるのでベトナムの観光名所に行ってみたい」
筆者が体験して満足したツアーをご紹介します。
ベトナムの世界遺産は全部で8つ。
そのうちのひとつである【チャンアン複合景観】はハノイから南へ約100kmの【ニンビン省】に位置しています。
ベトナムの絶景スポットにハノイから日帰りで行くことができます。
1日で観光名所を3ヶ所も巡れるツアーがこちら。
ハノイ旅行の人気観光スポット・オプショナルツアー・アクティビティ体験をはじめ世界中の現地ツアーを扱う【KKday】のプランです。
バスツアーがオススメの理由
価格以上に充実したプランです。
一人で参加しても寂しくない時間が足りないほど楽しめるツアーでした。
参加者は、私のほかにハノイ在住の日本人女性2人組、タイ旅行の後にベトナム・ハノイに入国1泊して翌日ツアーに参加・当日の夜の便で日本へ帰国するという男性お一人様ほか。
英語ガイドツアー参加者と混乗便です。
後席に英語ガイドツアー参加者、前席に日本語ガイドツアー参加者が座り、2人のガイドさんが交互に説明をしてくれました。
私はツアーに参加する前にベトナム人の友人に誘われて乗用車でチャンアン渓谷クルーズとムア洞窟に日帰りで行きました。その日は古都ホアルーを訪れたりサイクリングはしませんでした。それでもハノイに到着したのはツアーの到着時刻とほぼ同じ夜の時間帯でした。
バスツアーと個人観光の両体験から、日帰りで効率よく【ベトナムの世界遺産ホアルー古都遺跡+チャンアン+ムア洞窟】をセットで巡れるツアーがオススメです。
日本語が話せる現地ガイド付きで安心です。
途中でトイレ休憩を兼ねてお土産屋さんに立ち寄ります。
2日前までキャンセル無料ですので急な予定変更にも柔軟に対応できます。
注意:ツアー当日の夜にご帰国や他国に行かれる場合、ニンビン省からの帰り道は渋滞になることも予想して計画を立ててください。
私がツアーに参加したのは日曜日で道路が渋滞していました。当日の夜の便で帰国となると焦りますよね。
バスツアー予約方法
ハノイ旅行の人気観光スポット・オプショナルツアー・アクティビティ体験をはじめ世界中の現地ツアーを扱う【KKday】プラットフォームから予約できます。
世界中どこにいても日本語で予約可能で安心してお楽しみいただけるツアーです。
2日前までキャンセル無料なので他の予定が入っても融通がききます。
手順:お申し込み受付→お支払い完了→バウチャーご送付
予約・購入を済ませると、即EメールでKKdayから下記の内容が届きます。
①お支払い完了メール
②チケットをご査収、ご確認くださいメール(PDFのバウチャー添付)
③ご利用のお日にちがち近づきましたメール
④その他、ご注文商品に関するお問い合わせメッセージ(写真参照)
待ち合わせ場所・時間、日本語ガイド情報を知らせてくれたのでスムーズにバスに乗車できました。
*ツアー名にリムジンバスと記載がありますが、参加人数の都合上だったのかマイクロバスでした。特に問題なしでした。
ツアー料金内訳
昼食
日本語ガイド
現地移動車
ペットボトルの水(おひとりにつき1本)
ホアルー入場料、ムア洞窟入場料
チャンアン小舟乗船料
昼食時のお飲み物(ビールまたはソフトドリンク)無料(おひとりにつき1本)
サイクリング
1)
ホアルー古都遺跡 Cố Đô Hoa Lư
ニンビン省【ユネスコ世界複合遺産】
ハノイから南へ約90km。
古都ホアルーは、千年以上前、ディン朝と前レー朝の二つの王朝の都が置かれていました。いずれも短命で後にリー朝となり都はタンロン(昇龍:現ハノイ)に移されました。
ホアルーは、昔はすぐ近くまで海が迫り低湿地で寒く土地も狭かったためタンロンに還都されたと考えられています。
都としての座はわずか40年ほどの短期間でした。
当時は船でホアルーからタンロンまで移動したそうです。
ホアルーの歴史が描かれた壁画に移動の様子が描かれています。写真⑤
2014年、チャンアン渓谷と共にユネスコ世界複合遺産に登録されました。
ハノイからの交通手段は車かバスまたはバイクです。旅行者は現地オプショナルツアーのバスがオススメです!
昼食からツアーに合流された日本人男性がおりました。ハノイからGrabタクシーで来られたそうです。
Grabアプリで調べてみるとハノイからホアルーまで約90万ドンかかります。日本円に換算すると5千円以上(1ドン=0.0061円/2023年8月現在)です。ツアーのほうが断然お得です。
今回は、日本に3年住んでいたという日本語が流暢なベトナム人ガイドさんがホアルー古都遺跡の歴史を詳しく説明してくれました。
写真① ディン・ティエン・ホアン廟の第一の門
(カラフルな旗は風水の役目だとか。)
写真② 龍の彫刻がされた石造りの寝台
写真③ ディン・ティエン・ホアン廟の門
写真④石灰岩の山
ベトナム始まりの地をサイクリング
のどかな自然と歴史、人々の生活が溶け込んだホアルーの村。
石灰岩と蓮畑の風景が絵になります。
風を切ってサイクリング。リフレッシュしましょう。
1 ドリンク付き ランチ ブッフェ
サイクリング後はランチタイム。
自転車貸し出し場の隣がレストランです。
ニンビン名物の『ヤギ料理』をいただくことができます。
ヤギ肉は苦手なので食しませんでしたが皆さん美味しいと仰っていました。
ベトナムならではの揚げ春巻き(ネム)、フルーツや野菜のほかにチャーハン、おこげ、ヌードルなど炭水化物も豊富で想像していた以上に美味しかったです。
お肉嫌いやベジタリアンの方でも困らないでしょう。
ドリンクはソフトドリンクかビールを選べます。
ニンビン省 【チャンアン複合景観】
2)世界遺産【チャンアン渓谷クルーズ】Tràng An
ハノイから南へ約100km。
2014年にベトナムで8番目の世界遺産に登録されたチャンアン複合景観。『陸のハロン湾』と称されています。
船頭さんはベトナム人の女性が多く炎天下のなか2時間ほど大人4人を乗せた小舟を汗水流して漕いでくれました。これを1日数回繰り返すんです。頭が下がります。ベトナムにチップ制度はありませんが下船時にチップを渡しました(ガイドさんの提案で30,000ドン/1人)。
船頭さんが、奇岩を指して「キングコング」といっているのを聞き取れたので調べてみたところ、チャンアン渓谷は2017年に公開された『キングコング/髑髏島(どくろとう)の巨神』の撮影地でした。
絶景を眺めながら、ゆったりと流れる時間が心地よかったです。
神秘的な鍾乳洞も見どころの一つです。体を屈めて通らないと頭をぶつけてしまいそうな低いところもあってスリルがありました。
チャンアンがロケ地となった映画
ベトナム映画『第三夫人と髪飾り』は、チャンアンを舞台に、奇岩に囲まれた川を主人公が舟で進むシーンから始まります。鍾乳洞も印象的に登場し、美しい自然が映し出されます。
引用画像:映画.com
500段の石段と【ムア洞窟】Hang Múa
ベトナム語でHangは「洞窟」、Múaは「ダンス」を意味します。
王様と綺麗な女性がダンスをした場所なので「Hang Múa」と言われているそうです。
ムア”洞窟”とは言うものの見どころは『500段の石段』を登りきった岩山の上から見下ろす絶景のタムコック(Tam Cốc)と眼下に広がるニンビン省の風景です。
タムコックは、チャンアン渓谷クルーズに劣らず田園クルーズを楽しめるベトナム人や欧米人に人気の観光スポットです。
本ツアーではタムコックは行きませんので、岩山の上から眺めてください。500段の石段はとても疲れますが登った甲斐がありました。
岩山の裾野に広がる蓮畑
岩山の裾野には蓮畑があります。石段を登るのが辛い方や時間に余裕のある方は蓮畑と岩山を背景に写真撮影するのもよいでしょう。
*6月中旬に撮影。
500段の石段の先にあるもの
石段を登る途中に分かれ道があります。左側の石段を登るとタムコックを見下ろせます。
500段の石段を往復すると30〜40分です。休憩しながらですともっとかかります。よって、ツアーでは二つの岩山の頂上に行く時間は足りないため左側の岩山がオススメです。
その頂上には石で作られた龍があります。龍を近くで見るには更に足場の悪い石積みを登る必要があります。
胴体の方まで登ろうと試みましたが、同じ目的の観光客で混雑しておりツアーの集合時間に遅れそうだったため断念しました。
龍の全身を見たい場合は、もう一つの岩山から眺められそうです。
岩山の上から見下ろす【タムコック】Tam Cốc
絶景のタムコック(Tam Cốc)田園クルーズの様子を見下ろせます。
こんな素晴らしい景色を見ないなんてもったいないです!
お時間があればハノイから足を伸ばして是非訪れていただきたいオススメの観光スポットです。
個人旅行とは違ってツアーのデメリットは時間制限があることです。
洞窟も見学するには時間が足りないほど。
急いで石段を降りたくても500段は一苦労でした。
洞窟内は狭く特に感動はなかったです。時間が足りない場合は端折っても良いでしょう。
喉が乾きバスに乗車する前に『さとうきび』ジュースを購入(1万ドン)。
ムア洞窟敷地内では2万ドンでした。
16:30過ぎムア洞窟を出発し帰途ハノイへ。
注意:
本ツアーは履き慣れた靴(ハイヒール、高さのあるサンダルはNG)、動きやすい服装で参加してください。汚れてもよい服装がオススメです。
石段を登る途中に売店がありますが、あらかじめ水分を持参されるとよいでしょう。
日焼け対策、冬場は防寒対策、雨具の用意なども怠らないようにしてください。
6月のハノイ、ニンビン省はとても暑かったです。階段を上り下りすると汗だくになります。ツアー当日の夜に飛行機に乗られる方は着替えも必須です。
英語に自信があるなら、こちらの現地オプショナルツアーもおすすめ。
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