パリから半日で行けるフランスの村【モネの家と庭園】
マダム48歳パリへ行く「ボンジュール便り」
フランスの小さな旅【モネの家と庭園】
パリから日帰りできるフランスの可愛い村。
暑さを忘れて絵本のような世界に惹きつけられた【ノルマンディー地方ジヴェルニー】
2022年6月異例の猛暑日、パリ(フランス)初心者の一人旅。
パリからジヴェルニーまで「どうやって行くの?電車やバスの乗り降りに不安!」
はじめてジヴェルニーに行かれるあなたへ。
パリからの交通手段をわかりやすくお伝えします。
モネの家と庭園 Fondation Claude Monet
住所:84 rue Claude Monet 27620 Giverny
開館期間:3/29〜11/1(2024年)
開館時間:9:30am 〜 6:00pm(最終入場 5:30pm)
パリからの観光の目安時間は半日から終日弱です。
【モネの家と庭園】はフランスのノルマンディー地方ジヴェルニーにあります。
パリ市内から電車とシャトルバスの乗り継ぎが上手くいけば2時間以内です。はじめての方でも行きやすい観光名所です。
私は、到着時刻が14時過ぎになってしまいましたが、6月は日照時間が長いこともあり『睡蓮』が生まれた水の庭園、カラフルなお花が可愛い庭園とモネの家を慌てずに巡り満喫することができました。
パリは、地下鉄や電車が網羅しておりパリ郊外や地方へ列車で旅をするのに大変便利です。
【SNCF】という『フランス国有鉄道』で地方へ行くことができます。
SNCFを大分類すると高速列車、国際夜行列車、国内長距離列車、地域輸送があります。
グーグル検索で経路を検索すると出てくるアルファベットの3文字の違いとは?
*TGV(テー・ジェー・ヴェー)= 高速列車
主要都市を結ぶフランス版の新幹線
*TER(テー・ウー・エル)= 快速列車
パリ近郊よりも遠い地方とパリの間を走る列車
モネの家と庭園に行くにはTERを利用します。(Intercites(アンテルシテ)というTGVが通じていない都市間の中長距離輸送を担う在来線特急列車でも可能という情報もあります。)
パリ市内の中心地にある主要駅 PARIS ST LAZARE(サン=ラザール)駅(日本でいう東京駅みたいな駅)が出発駅です。(写真:左)
到着駅はVERNON(ヴェルノン)-GIVERNY(ジヴェルニー)駅 (写真:右)
ヴェルノン駅に到着したらどうする?
ジヴェルニーの最寄駅は
VERNON(ヴェルノン)-GIVERNY(ジヴェルニー)駅です。
ヴェルノン-ジヴェルニー駅からモネの家と庭園へ行くには、シャトルバス、タクシーまたはレンタサイクルの方法があります。
駅からシャトルバズに乗れたらラッキーです!
シャトルバスは本数が少なく、電車の到着時間のタイミングが悪いと待ち時間が勿体ないです。バス以外の交通手段は自転車またはタクシーになります。
駅前にカフェやレンタサイクル店があります。
私が到着したときは、シャトルバスが無い時間帯でしたので、相乗りでタクシーを利用しました。
親切な家族連れのムッシュが私もタクシーに乗れるようフランス語で運転手に交渉してくれたのです。
往路のタクシー料金は一人5ユーロでした。
往路はグーグルのナビのとおり順調かと思いきや列車とバスを乗り間違え遠回りしてしまいました!
復路は失敗できないのでモネの庭園に到着直後に復路のシャトルバス時刻表を確認しました。
復路は簡単にパリに戻ることができましたので経路を説明します。
『モネの家と庭園』発のシャトルバス乗り場は、メインエリアから離れていますので余裕を持って移動しましょう。
17:25発のシャトルバスでヴェルノン駅へ。
シャトルバス:片道 5ユーロ
駅の窓口でPARIS ST LAZARE(サン=ラザール)駅 行きの乗車券を購入して 17:54発のTERへ乗車できました。
ヴェルノン駅からサン=ラザール駅まで1駅で約55分
パリまであっという間に到着します。楽でした。
VERNON(ヴェルノン)-GIVERNY(ジヴェルニー)駅 ⇆ PARIS ST LAZARE(サン=ラザール)駅
TER : 片道 16ユーロ
車内はキレイでスマホの充電ができて快適です。(変換プラグ持参して下さい。)
二階建て列車で広々しており欧州人の体格向けです。
駅の窓口や発券機は混雑が予想されますので便利なアプリで予約すると良いでしょう。
個人で電車やバス等を利用する自信がない、日本語アシスタントが必要な場合は、現地オプショナルツアーがおすすめです。
ヴェルノン-ジヴェルニー駅から「モネの家と庭園」間の往復シャトルバスが運行しています。
シャトルバスは本数が少なく電車の到着時間のタイミングが悪いと待ち時間が勿体ないです。
語学が苦手でタクシー運転手と交渉するのは不安という方はツアーが安心です。パリからバスに乗っているだけで目的地に到着します。
モネの家と庭園の入り口
こちら(写真)の建物がチケット売り場です。
コロナが落ち着いた後で、観光客がそれほど多くない時期と時間帯で長時間並ばずに入場できました!
入場料:11ユーロ(大人)2022年6月時点
入場券はネットから事前購入できます。
入場するとギフトショップがあります。
そこから外に出るとキレイに咲く花と緑が美しい庭園が目の前に広がります。
快晴の青空の下に咲く彩り鮮やかな花や緑、初夏の匂い、空気。
暑さ忘れて今ここに居る瞬間に感謝。はるばる来た甲斐がありました。
庭園を抜けて、モネの作品『睡蓮』が生まれた池のある『水の庭園』へ歩いてみましょう。
実は、こちらに来るまで画家クロード・モネについて知識はありませんでした。
この池が有名な『睡蓮』を生んだ場所だということさえ知りませんでした。
写真(左から2番目)は、よく見ると『緑の太鼓橋』が写っています。モネが描いた橋です。
池に向かう途中に日本の和を感じる竹林があります。
6月は『蓮』がありませんでした!池の水はキレイではありませんが周囲の植物に癒されました。
初夏らしく緑が生い茂り、日差しが強かったので日陰がありがたかったです。
写真引用元:veltra.com
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写真引用元:veltra.com
モネの作品をパリの美術館で予習しておくと一層楽しめます。撮影スポットを外すことはないかもしれません。
後日、モネの作品を鑑賞したくパリのマルモッタン・モネ美術館 オランジュリー美術館 オルセー美術館へ行きました。
モデルとなった【モネの家と庭園】を訪れた後は、作品から現地の景色が浮かびました。色使いや描き方から当時のモネの心境を想像してみましょう。
どちらを先に訪れる方が良いのか?時間がたっぷりあれば選択肢がありますが、パリ滞在期間が短い場合は他の予定を考慮して効率的な計画を立てるのが一番です。
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パスポートは使用を開始すると2日間(48時間)で期限が切れます。よって2日間はパリ市内または近郊が行動範囲となります。地方のジヴェルニーへ行くには最低半日は必要です。
モネの邸宅を見学
花や植物に囲まれて緑の窓枠やデッキが印象的です。
家の中はモネの当時の暮らしを再現しています。
モネや友人たちの作品が飾られた部屋。
青を基調とした可愛らしいキッチン。
日本画の調度品が飾られている部屋。
開国に伴い浮世絵をはじめとする日本文化がヨーロッパに流入し日本ブームが起きて、印象派画家たちは影響を受けたそうです。
モネも日本に関心があったことが伺えます。
水の庭園の太鼓橋もそのひとつです。
おわりに
パリから電車で行ける日帰り旅【モネの家と庭園】はノルマンディー地方のジヴェルニーにあります。
車窓から眺めるパリとは違ったのどかな風景に移り変わる様も旅の思い出になるでしょう。
訪れるべきフランスの観光名所のひとつです。
印象派画家 クロード・モネ Claude Monet
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